「自主廃業」選択の理由

産業廃棄物処理企業にとって、「許可取消」は「死刑宣告」に相当します。 もちろん、死刑と言っても、会社そのものの存在が抹消されるわけではなく、産業廃棄物処理事業を許可取消後5年間にわたって行えなくなるだけですが、専業で産業 … Read more

ヤメ検弁護士の暗躍か

新聞記事の執筆者同様非常に驚きましたが、被疑者が刑事処分されるかどうかは関心事ではないため、取り上げなかったニュースがあります。 それは、昨年末に明らかになった「大同特殊鋼の不起訴」です。 2017年1月25日付 毎日新 … Read more

地方公社の業許可要否(平成5年3月31日付衛産36号より抜粋)

(地方公社) 問2 いわゆる地方公社が他人の産業廃棄物の処理を業として行う場合、当該地方公社は処理業の許可が必要であると解してよいか。 答 お見込みのとおり。 ※解説 平成5年に発出された通知ですので、現代では常識となっ … Read more

壱番屋の提訴は吉か凶か

ダイコー事件に巻き込まれたにもかかわらず、壱番屋の2016年5月期の決算は過去最高益でした。 産業廃棄物の不適正処理に巻き込まれた企業としては非常に稀なケースと言えます。 連日繰り返されたダイコー事件の報道により、「Co … Read more

混ぜるな危険

溶剤のラベルには混ぜてはいけない溶剤の種類が明示されるようになりましたが、行政手続きにおいても、絶対に混同してはいけない性質のものがあります。 「改善命令」と「措置命令」は、根拠条文からして違う別々の手続きですが、混ぜて … Read more

「地中にある空間」の定義(平成4年8月31日付環水企183号・衛環246号より)

問11 「地中にある空間」を利用する埋立処分とは具体的にどのようなものか。 答 地中にある空間とは、具体的には廃坑、採石後の地下空間等の地中に存在する空洞を想定しており、このような場所においては遮水工の施工・維持管理、地 … Read more