「感染性廃棄物処理マニュアル」については、「令和4年6月版」改定時に一度ご紹介したところですが、その後3回改訂され、最新版は「令和8年1月版」となりました。
「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」新旧対照表
※関連記事 当ブログ2022年7月1日付記事 「感染性廃棄物処理マニュアルの改定」(令和4年6月版)
令和4年度改訂時には、環境省から改訂に関する発表がありましたが、それ以降の改訂はマイナーチェンジのためか、個別の発表は行われてなかったため、気づくのが遅くなりました。
「令和4年6月版」以降、「令和5年5月版」「令和7年4月版」「令和8年1月版」と3回改訂されていますので、それぞれの改訂ポイントを簡単にまとめておきます。
| 年度 | 改訂の性格 | 背景 |
| 令和4年6月 | コロナ対応整理型 | 感染症特例通知の正式化 |
| 令和5年5月 | 法制度整合型 | 廃棄物処理法・電子マニフェスト整理 |
| 令和7年4月 | 情報提供強化型 | WDS・性状情報重視 |
| 令和8年1月 | 様式改訂型 | WDS様式改訂への直接対応 |
以下、それぞれの改訂年次ごとの改訂ポイントを挙げていきます。
令和5年5月改訂時の変更ポイント
- コロナ5類化に伴う記述整理
- 特例的な表現の削除
- 一部の感染症分類表の修正
コロナ特例的ニュアンスを削減し、平常時マニュアルとして再整理しました。
令和7年4月改訂時の変更ポイント
- 感染症法施行規則改正への対応
- 「急性呼吸器感染症(ARI)」の五類感染症追加の反映
- 感染症分類の整理
- 定義・判断基準の明確化
令和5年改訂が「コロナ5類化に伴う整理改訂」だったのに対し、
令和7年改訂は「感染症法改正に伴う制度整合型改訂」という位置づけになります。
令和8年1月改訂時の変更ポイント
- WDS(Waste Data Sheet)様式改訂への対応
- 性状情報提供の強化
- 委託時の情報伝達の明確化
令和8年改訂は「情報提供義務強化型(WDS連動改訂)」という位置づけです。
これまでの改訂経緯のまとめ
まとめとして、これまでの改訂経緯のそれぞれの特徴を端的にまとめておきます。
令和4年:コロナ対応整理
令和5年:5類移行整理
令和7年:感染症法整合
令和8年:WDS連動・情報責任強化





